臨床心理士、公認心理師をしているmichimoです(*^^*)🌼

今回は映画を素材にして、メンタルリテラシーを深めていこうと思います。

今回の映画は

菅野美穂さん主演映画🎦『パーマネントのばら』(2010年公開)です。

あらすじは以下の通りです。

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娘を連れて出戻ったなおこ(菅野美穂)と、その母まさこ(夏木マリ)が営む町に一つの美容室「パーマネント野ばら」。町の女性たちは日々店に集ってはおしゃべりに興じ、恋にまつわるさまざまな悩みや人には言えない小さなうそを告白していた。一方、なおこは高校時代の恩師カシマ(江口洋介)と恋をしていたが、その恋にもある秘密が隠されていた……。

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この映画から

①”世代間連鎖”

②”否認”

という心理学の概念を解説します。👩‍⚕️

①世代間連鎖とは、

親の心理的な課題やトラウマが子ども、孫世代に引き継がれることをいいます。

虐待されていた子どもが大人になった時、自分の子どもにもを虐待をしてしまいやすいのことなどが考えられます。

(※必ず起こるということではありません)

この映画においても、その視点が強調されています。

主人公の母親は男性に依存しており、主人公はそんな母親に寂しさや怒りを抱いていました。

そして、大人になった主人公も恋人に依存しており、

娘との関係において、かつての自分をみているようです。

しかし、映画のラストではかつて主人公が母親を支えたように、娘が主人公のもとに向かうシーンで終わります。

人はみな心の弱さや不器用さを抱えて生きています。

繰り返しになりますが、その弱さや不器用さが世代間で引き継がれていくことが多々あります。

一方で、子が親を必要とし、支えになりたいと願う思いも引き継がれていくものなのだと思います。🌸

心理学的に、世代間連鎖とは負の側面が強調されやすいですが、この映画を通して、温かい側面にも目を向けたいな、と強く感じました。

次回も引き続き映画から考察していきます。🎥

メンタルリテラシーを身につけて自分を大事に過ごしましょう。

今回のメンタルリテラシーの✏️キーワードは”世代間連鎖”でした。

メンタルリテラシーを身につけて自分を大事に過ごしましょう。

⁂michimo⁂

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