臨床心理士、公認心理師をしているmichimoです(*^^*)🌼

「発達障害」について最終回です。🙇‍♀️

これまでに紹介してきた、

❶自閉症スペクトラム症(ASD)

❷注意欠陥・多動性障害(ADHD)

❸限局性学習症/学習障害(LD)

の他にも、  

*発達性強調運動症(DCD) 

*軽度の知的発達障害

も発達障害に含まれます。

発達性強調運動症(DCD)とは、

身体疾患はないが、全身や手先を使った協調運動が苦手、という特徴があります。

例えば、蝶々結び🎀やボタン留めなどが小学生中学年〜高学年になってもひとりでできず、生活に支障が出てしまうなどがあります。😞

軽度の知的発達障 とは、

いわゆる知的障害には入らないが、学校の授業や一斉の指示についていけず、困ってしまう等の特徴があります。😔

少し幼い印象を受けたり、動作がゆっくりである傾向も見受けられます。

知能検査のIQでいうと、IQ80前後だとその傾向があるかもしれません。

(IQ100が平均、IQ70以下は知的障害とされる)

以上、これまで発達障害の種類についてご紹介してきましたが、

現在は、発達障害のある人たちに対して、様々な支援方法が開発されています。

●SST(ソーシャルスキルトレーニング)

●応用行動分析(ABA)

●動作法

●TEACCHプログラム

●感覚統合療法

などなど…  。

課題としては、

支援方法はたくさんあっても、本人に意欲や助けを受け入れる姿勢がないと、効果が薄いということです。

その背景に、

失敗体験が多く傷つきやすくなっていたり、

自信がない心の状態になっていることがあります。

また、お子さんの場合、保護者との関係性がこじれてしまっていることも多いです。😥

そういう心の状態では、

助けを求めること自体が難しいという心になりやすいのです。😢

そのため、上記の支援方法をそのまま当てはめようとしても、上手くいかないことが多いです。😞

そのような時は、まずはゆっくりとご本人の話を聞き、人に相談することの不安や緊張を和らげていくことを目指したり、

保護者の方へのアプローチを重点的に行ったりします。🌷

一番身近な大人が受容的に関わってくれるようになると、ご本人も柔らかくなり、自分の課題に向き合おうとする姿勢がゆっくりとできていくことがあります。

今回のメンタルリテラシーの✏️キーワードは”発達障害””支援方法”でした。

メンタルリテラシーを身につけて自分を大事に過ごしましょう。

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