臨床心理士、公認心理師をしているmichimoです(*^^*)

前回に引き続き、”認知の傾向”=”考え方の癖”について紹介していきます。

今回は9つの”認知の傾向”の3つ目と4つ目です。

  • 部分的焦点付け

物事の悪い面ばかり目につき、良い点やうまくいったことなど他のことが見えづらくなる。

→その結果…

悲観的なフィルターを通して自分や世の中を見てしまうと、何事も悲観的に見えてしまうため、気分も当然暗くなる

ということが考えられます。

  • 過大評価・過小評価

自分の短所や失敗を実際より大げさに考えて、反対に自分の長所や成功を実際より小さく捉えやすい。

→その結果…

些細なミスや失敗を大げさに考えすぎて憂鬱や不安になったり、自分の良いところを「できて当たり前」と考えてポジティブに評価できなくなる

ということが考えられます。

ポイントとして、

“認知の傾向”の背景には、「不安」や「自信のなさ」があることが多いです。

自分の”認知の傾向”に「気づく」ことができたら、次に「自分は何に不安になっているんだろう」、「どこか自信がないのかもしれない」と内省する(自分の気持ちを振り返る)きっかけにつなげられると良いと思います。

参考文献はこちらです。

より詳しく知りたい方は一読されると良いかもしれません。

今回のメンタルリテラシーのキーワードは”認知の傾向について知る”でした。

次回も引き続き”認知の傾向”について紹介していきます。

メンタルリテラシーを身につけて自分を大事に過ごしましょう。

⁂michimo⁂

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