自分の心について振り返って考える力＝内省力と言います。

この内省力をすぐに身につけることは難しいものです。

しかし、まずは意識をしてみる、ことが大事です。

どのように意識するか。

一番取り入れやすいのが、体の不調から考えることです。

心と体の状態は繋がっていて、相互関係があります。

これを”心身相関”といいます。

この心身相関という仕組みをヒントにします。

朝学校に行く前にお腹が痛くなる、仕事中に胸が苦しくなる等、体の異常がないはずなのに、なぜか体の症状が続く時は、心の不調を疑ってみることが大事です。

最近人間関係でストレスが溜まってないか。

仕事や学校で負担に感じていることはないか。

ハッキリと原因がわかることは少ないかもしれません。

しかし、原因が分からなくても、意識的に早く寝るようにしてみたり、趣味の時間を増やしたり、少し贅沢して美味しいものを食べたり等々、自分を少し甘やかしてみることを意識してみましょう。

体の不調から心を振り返る視点は、内省力を上げる第一歩になります。

今回のメンタルリテラシーのキーワードは”内省力”と”心身相関”でした。

メンタルリテラシーを身につけて自分を大事に過ごしましょう。

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