臨床心理士、公認心理師をしているmichimoです(*^^*)

今回は”怒り”についてご紹介します。

怒りはできるだけ抑えた方が良い感情だと思う人が多いかもしれません。

また、怒っている人が身近にいると影響されやすいものですよね。

そんなときに、冷静に対処できるようにメンタルリテラシーを身につけておけると良いと思います。

怒りは二次的感情”と言われており、

もともとの一次的感情には寂しさや、悲しさなどの抑うつ的な感情があることが多いです。

しかし、その抑うつ的な感情を認識できなかったり、感じたくなかったりするために、怒りという表出の仕方になるのです。

自分が怒りを覚えた時は、

「自分の本当の気持ちはなんだろう?」

「悲しさや寂しさがあるのかもしれない」

等と振り返ってみると良いと思います。

また、怒っている人に対しては

「この人は本当は寂しかったり悲しかったりするのかもしれない」

「自分の本当の気持ちを認識できずにいるのかもしれない」

等と距離をとって考えてみると、影響されにくくなるかもしれません。

怒りを無理に抑えようとせずに、自分の心を理解する手がかりにすることが大切です。

また、怒っている人に対しては、その人の傷つきや本音に思いを馳せることで、怒っている人にコントロールされない態度にもつながると思います。

今回のメンタルリテラシーのキーワードは”怒りは二次的感情である”でした。

メンタルリテラシーを身につけて自分を大事に過ごしましょう。

⁂michimo⁂

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