臨床心理士、公認心理師をしているmichimoです(*^^*)
今回は臨床心理士や公認心理師が働く場所として、スクールカウンセラーについてご紹介をしたいと思います。
昨今、全国の小中高校にスクールカウンセラーの配置が進んでいます。
また、ほとんどの大学にも心理士が配置されており、学生相談という形態で無料でカウンセリングを受けることができます。
一般的なスクールカウンセラーの仕事として、大きく4つがあります。
①児童生徒、保護者へのカウンセリング
②教員へのコンサルテーション
③生徒、保護者への心理教育
④教員への現職教育
この4つの仕事を通して、
児童生徒の心の健康を維持、向上することを目的としています。
相談内容としては児童生徒のいじめや不登校、発達障害など、幅広い問題・事象に対応しています。
また、児童生徒と教員をつなぐ、保護者と学校をつなぐ、等の関係構築に尽力することもあります。
ほとんどのスクールカウンセラーは1人で学校に配置されており、学校全体の雰囲気にうまく溶け込みながら、専門性を発揮する必要があります。
私は普段スクールカウンセラーとして働いており、上記のような仕事をしていく際に、孤独感と重責感に苛まれることも多々あります。
そのため、子どもたちが少しずつ変化したり、保護者の方の表情が少しずつ柔らかくなっていく様子をみると、喜びもひとしおです。
皆さまが心の専門家に相談したいと思った時、
学生の方であれば、まずはご自身の通っている学校のスクールカウンセラーや学生相談を尋ねてみると良いと思います。
保護者の方であれば、お子様に関する相談をスクールカウンセラーにしてみるということを選択肢の一つにしてもらえると良いと思います。
話し合った結果、外部の機関での相談の方がより有意義であるということになった場合、適した機関を紹介してくれることもあります。
今回のメンタルリテラシーのキーワードは”スクールカウンセラー”でした。
メンタルリテラシーを身につけて自分を大事に過ごしましょう。
⁂michimo⁂