臨床心理士、公認心理師をしているmichimoです(*^^*)🌼

今回から、”受容”と”共感”についてご紹介したいと思います。🌷

この2つはカウンセリングにおけるカウンセラーの基本的な姿勢になりますが、

普段の生活で良好な人間関係を築く上で使える知識だと思います。🌸

今回は”受容”についてです。

受容とは、どんな気持ちも否定せずに受け止めることです。

ここで重要⚠️なのは、どんな行動も優しく受け入れる、ということではないという点です。

✏️例として、

友達に対して怒りを感じている人に対しての対応を考えてみます。

3択のうち、受容的な態度は何番でしょうか。

①「友達に対して怒りをもつことは良くないよ。」

②「友達に対して怒りをぶつけても良いと思う。」

③「友達に対して怒る気持ちがあるんだね。」

正解は③です。🙆‍♀️

①は気持ちを否定しています。

②は怒りをぶつける行動を肯定しています。

③のように、

気持ちを否定せず

行動を肯定せず

気持ちを受け止める

ことが受容的な態度といえます。🌷

③のように具体的な言葉で返さなくても、

相槌や表情など、

非言語的な対応で受容的な態度を示すこともできます。🌸

しかし、受容的な態度だけでは、

「ただ聞かれているだけ」という印象を与える可能性もあります。

そのため、さらに”共感的な態度”が重要になってきます。

次回以降、紹介していきたいと思います。

受容、共感に関して、実践的に分かりやすい書籍があります。

バリバリの初心者だった学生の頃に、教授👩‍🏫から勧められました。一般向けなので読みやすく実践に繋げやすい良本です📗✨

今回のメンタルリテラシーの✏️キーワードは”受容””共感”でした。

メンタルリテラシーを身につけて自分を大事に過ごしましょう。

⁂michimo⁂

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